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2018.03.15 Thursday
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【2022/03時点 完全更新停止】コスプレ小道具のオーダーメイドを受付けていました。製作、受付状況や過去の作例など色々と。造形支援記事も少しずつ書いていく予定です。
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下書きになっていたのを今更気付いたので。
ということで私がよく使っている合皮、エナメルの紹介です。
地方に住んでいてなかなか良い合皮に出会えないなぁという方必見!
私が普段使ってる貼る用の合皮、エナメルの紹介第一弾です
現在の主力はエマイユです。
エナメルタイプ、パールタイプとありますが貼った上から塗装することが多いのでどっちも割とよく使ってます。
家にある在庫多いほうから使う、とかしている。
エマイユ エナメルタイプ【全16色】
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★エナメルタイプのいいところ
黒が#000000に近いぐらいかなりの黒。
左上はグレーっぽいんですが、シルバー塗装するのならパールタイプよりもこっちのほうが塗装した時に化けるなというイメージ
これの斧の刃の部分は左上のグレーっぽい色の上からガンメタとかなんか色々混ぜて塗装してます。
※持ち手部分のゴールドは別の種類の合皮貼ってます
ストロボ当てると塗装してたシルバーがぎらっとしてこれまた綺麗!
★ご依頼&被写体:えびさん(@ebi_D_A)さん
2種類あるっていうのがエマイユのいいところ
エマイユ パールタイプ【全16色】
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パールタイプは塗装いらないんじゃ?というぐらい最初から綺麗な色が多いです。
3段目右のピンク、一番上の左から2番目のゴールドは塗装しないほうが綺麗かもしれない。
黄緑も紫もめっちゃ可愛いし結構がっつり色出てるので貼ったまんまでもいけるもの多いと思う。
ちゃんと布サンプルもあるので、まずはサンプル取り寄せてから決めるのがお勧め
エマイユ 生地見本
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★エマイユのいいところ
薄いので貼った時にエッジが死なない
薄いのでつなぎ目が気になりにくい
真水でも海水でも雪でも2年経っても劣化はあまり見られない。とても強い。
造形用に貼るだけでなく、衣装作る用としても強いので良いと思います。
★エマイユのここがちょっと・・・なところ
め っ ち ゃ ボ ン ド 吸 い 込 む
びっくりするぐらい吸い込む
この薄さでどこまで吸い込むねん?!というほどに吸い込むのでボンドは多めに用意しておきましょう
最低でも2度塗り必須。私は薄めたやつを3度塗りしてます。
★注意ポイント
生地自体が薄いので、土台にボンドの塗りムラがあると貼った表面に響きます。結構丸見えになる。
なのでボンドを薄く均一に塗るクセつくと思うので、そこもいいなぁと思ってます。
店頭で買える場所とても少なくなってきてるので、ウレタンとか買うついでによく使いそうな黒とかシルバーだけでも買っておくとすごく重宝すると思いますよー!私は黒は3メートルほどストックしている。笑
売ってるところは、ろっぷちゃんで有名なコスプロップさん
いつもお世話になってます…†
★その他エマイユを使って作ったものたち
刀剣乱舞 御手杵の防具
刀剣乱舞 骨喰の防具
黒色は全てエマイユのエナメルタイプの黒です。
FF14 ルナリスロッド
持ち手部分のところがエマイユの黒(上から偏光カラーを塗装してるので玉虫色みたいになってます)
刀剣乱舞 御手杵の槍
これはパールタイプのシルバーを貼って塗装してます。
とにかく黒はエマイユしか使ってないほどに黒がほどよく艶があって綺麗で丈夫なんだなぁ。
そしてメーター価格も安いのですごくいいですよ!
あと今流行りの質問箱を設置しました
造形関連の質問やら感想、造形支援記事でこういうの見たいなぁというリクエストもお気軽にどうぞ!
回答はツイッターになりますが、造形関連のものの場合は #さやや造形 タグをつけてお答えします。
感想だけでも他のことでもなんでもどうぞ笑
友人に聞かれたのでまとめてみました。
今回作るのは、銀魂の桂(攘夷戦争時代)の胴回りの防具。
何から手を付けていいのかわからん!という人も割といると思うので細かく書いていきます。
5〜6年前に友人に作った分の写真があったので、今回もこれと同じものを作ります。
1.用意するもの
・いわゆるウレタン 5ミリか3ミリ
ライオンボード、リアラボード、コスプレボード、コーヨーソフトボードとか色んなものがありますがお好きなものを。
このコーヨーソフトボードがいわゆる元祖ライオンボード。
土台も作る場合はちょっと多めに必要になります。
胴回りをほぼ全体覆っているので、50センチ四方のもの1枚じゃ足りないです。
1メートル四方のものがあれば十分ですが、あくまでも失敗しないで一発で作れた場合のことです。
今まで一回もウレタン使って小道具とか作ったことない人はちょっと多めに買っておいてもいいかもしれません。
そしてここでケチると何事も上手くいかないというのが私の自論です
・ウレタンを接着するためのボンド(G10、もしくはG17)
どちらでも問題ないですが、中にはG17だとくっつかない材料も存在します。
PH9というライオンボードが硬くなったような素材はG17では接着できません。
なのでPH9を使う際はG10ボンド使ってください。
そういう理由で私はG10しか使ってません。今回も接着剤(ボンド)は全てG10を使うと想定して書いていきます。
1キロ缶は必要ないですが、合皮にボンドを塗る場合、結構消費するのでチューブタイプのものを少なくとも3つは用意しておく。
170mlしかないので合皮に塗るだけでひとつ使い終わるかなーと。
※ボンドをケチると最終的な見た目が100000000分の1ぐらいになったり強度も100000000000分の1ぐらいになるので、余裕のある量を買っておきましょう。
材料ケチると本当にいいことないです。作り直すのにもお金かかるしね。。。
・カッター、カッターマット
ここらへんはおなじみ。ちょっとサイズが大きいのでできればカッターマットはあったほうがいいです。
A3あれば結構便利でそして案外安い。一回買うとそれなりに長持ちするので持ってて損はない。やっぱり綺麗に切れます。
私はカッターマットの上以外で材料切ることは99.9パーセントないと言い切れるほど使用頻度は高い。
今回だけしか造形しないよーと思って使わなかったらイマイチ綺麗に切れないかもしれない可能性がある、というのだけは心に留めておいてください。
・ウレタンに貼る合皮(もしくはエナメル)
合皮、エナメルともに120センチ幅のものが多いので50センチあれば失敗しても足りるんじゃないかなーと。
あくまでも胴周りだけなので、脚や腕部分の防具も作る場合は思い切って1メートルぐらい準備しておくと安心。
貼り方によっても使う面積は変わってくるので、自信がない場合は多めに用意しておくほうが無難です。
Q.合皮とエナメルって見た目全然違うけど、どっちがいいの?
A.単純に質感で選べばいいと思います。
ツヤなしがいい場合はマットな合皮、ツヤがあってほしい場合は光沢のあるエナメルにする、とその時作るものや好みで分けてます。
薄くて伸びるものが貼りやすいのは確かに事実なんですが、分厚いから貼れないわけではないし、むしろ薄くて伸びるからって伸ばし過ぎて合皮エナメルが傷む、土台が変な曲がり方をするということもあるので一長一短です。
お値段も手頃で貼りやすいのは、「マットレザー」と表記されてるものかなーと思います。
割と小さな手芸屋さんでも取り扱ってるので手に入りやすい。かばんや財布に使われてるようなやつです。
ちなみに最初の写真は、マットレザーと呼ばれるものに近い合皮を使ってます。
銀魂はイラストがその時によって違ったりするので光沢あるほうがいいのかないほうがいいのか悩みますが、お好みで。
私なら黒のエナメルが大量に余ってるので光沢あるもので作っちゃうかなぁ。
Q.合皮を貼るのは大変そうだから塗装での作り方を知りたい
A.お勧めしません。一番は塗装がすぐ剥げるだろうなぁと思うから。
攘夷の衣装作るってことは結構寝転がったり擦れる場面多いと思うので塗装も剥げるし、最悪場所を汚す可能性もあるのでは・・・と思うので今回は合皮貼ることだけを想定しています。ごめんなさい!
2.型紙はどうやって作ればいいの?
図の通りです
いざ作る時に「どんな形のパーツがどのぐらい必要か」あらかじめ考えておけば作業がスムーズに進みます。
これ複雑なものも簡単なものでも同じですが、この過程をすっ飛ばして資料だけ見てうーんうーんって悩むより実際に作らなければならないパーツを書き出すの、めっちゃ大事です。
今回桂の防具は三段に分かれてるっぽいので、長方形が前後合わせて6つ、土台の体に沿った四角い部分が2つ、肩ひも部分が2つ必要なのが分かります。
胴の長さは人によって違うので、自分の体に工作用紙を当てながらこのへんかなーとだいたいの大きさにしるしをつけて
そのあと黄緑の長方形部分の大きさを決めるのがやりやすいはず。
新聞紙や広告だとペラペラしてるのと、工作用紙のガイドラインがわかりやすいので工作用紙がおすすめ。
3.切り出しと接着
G10ボンドを使ってウレタンを接着する件については、こちらを参照してください。
図に書いた通り、土台と、三段に分かれている長方形と、肩の部分が必要です。
ただこれ全部四角形で大丈夫なのが簡単なポイント。肩のひもに当たる部分は表裏を作ってからのほうが調節しやすいと思うので
だいたいの幅を決めて長い長方形を切り出しだけしておけばOK
というわけで、肩部分を除いたのを切り出すをこうなる
これに合皮を貼れば1つ完成です。
本当に簡単です。
図にも書いてるように、黄緑の長方形を土台に接着してから合皮を貼るのは、初めての場合はちょっと難しく感じると思います。
なので失敗したくない場合は、全部のパーツに先に合皮を貼ってから、土台に黄緑のパーツを貼ればOK!
合皮を貼っている面にもG10ボンドを塗って、ちゃんと乾燥させれば問題なく接着できます。
確かにちょっと合皮を余分に使うことになるけど失敗する確率は格段に下がります。
上記リンク先の記事、かなり前のものなので雑な部分が多くて自分でもウワーーーと思いますが一番わかりやすいと思うので
このまま残してます。今はもっとボンド綺麗に塗ってる・・・自戒の意味も込めて敢えてこのままで!
これで前後両方作ったら、肩の部分で繋いで終わりです。
ただこれだけだと絶対に体に沿った状態にはならないので、前後の裏側に紐を固定しておいて、それを脇腹辺りで結べば大丈夫。
とんでもない絵になったwwwwwwww
こうすれば着脱も楽だし羽織着ちゃえば見えないし、私ならこうするなーと。
本当なら肩部分も胴部分も全部熱加工してちょっと体に沿うようにするほうが見栄えはいいと思いますが
まっっったく造形したことない人向けなので、今回は省略。
★ウレタンは何ミリを使えばいいのか
もし1種類の厚みだけしか買わないなら5ミリ。
ただ厚みがある分ちょっと動きにくくなるので、私なら土台か黄緑の長方形の部分どちらかを3ミリ使います。
土台を3ミリにしちゃうと結構ぐにゃぐにゃなるだろうなぁと思うと無難なのは5ミリかな・・・
前にかがむことができなくなるので、型紙とる時点であんまり大きくなりすぎないように、丈もあまり長くなりすぎないようにすればちょっとはまだ動きやすいんじゃないかなーと思います。
背中側だけ3ミリで作る(羽織を着た状態で後ろから見た時に着膨れしないため)とか。
まあ3ミリでペラペラするなーと思ったら2枚重ねてしまえばいいので、そういう意味では薄いほうが融通が利くのは利く、けどそれをするにはウレタンがめっちゃ余ってるよーっていうぐらいの量があるのが大前提なので、無難なのは5ミリです。
あと5ミリ使えば胸ぎゅーっと潰す必要なくなるのでそれはそれで楽なはず。笑
質問はツイッター @saya490宛にリプライをしてくれれば答えれますが、必ずご返信できるとは限りません。
ちゃんと読んでいただければ分からないことはないと思いますので、とりあえずはやってみる精神で!
ここまでやったけど途中でどうすればいいのかわからなくなった・・・という場合は、画像付きで話しかけてもらえれば答えやすいので、お気軽にどうぞ^^
そういえばここに書いてなかったなと思い出したので。
「パテ盛って削って色塗って」とかいう「パテ」って何よ?と思ってる人も割といるんじゃないかなーと思って今からちょっと細かく書いていきます。
まず最初にパテで作ったものの例を。
頭の飾りと杖の下部はパテで作ってます。
紙粘土と違ってかなり硬くてなかなか壊れません。そこそこ重さはあります。
私が普段やるのは、ひとまわり小さくウレタンを切り出してその表面を覆うようにパテを盛っていく方法。
これだと中身も詰まってるけどかさ上げしてるので重さもさほど気になりません。
・そもそもパテって何よ?
ホームセンターでお風呂のタイルの隙間を埋めてるようなやつとか、ひび割れたところを埋めて修復するようなものとして売られていることが多いです。
あとはプラモデルや車の部品のパーツを作る用だったり、フィギュアのパーツを作るものだったり、硬化したらプラスチックのように硬くて強度のでるもの。
ウレタンと違うところは完全に硬くて曲げたりできないところです。
・パテ使う理由ってなに?
紙粘土よりも強度があります。あとものによっては硬化時間も早く、ヤスリをかける時にがりがり削れたりカッターやデザインナイフを使って細かく彫ったりもしやすかったりと、利点も多いです。
私が使う一番の理由は好きな形を作れる、強度がある、のこの2点です。
・どんなパテ使ってるの?
ここ最近は硬化待ってるのが嫌で、時間短縮のためにポリエステルパテばっかりです
ポリパテならこのパテ革命モリモリが一番使いやすいなーと思ってストックも常にしてるぐらい。
生クリームみたいにどろっとしてるので、形は作りにくいです。
あとなんせ独特の匂いが・・・
当然、有害性ありまくりなのでしっかりマスクして使いましょう。けっこーにおいキツいです。
この大きいほうのチューブに入っているものと、硬化剤(小さい黒いチューブに入ってます)を混ぜると硬化が始まります。
一番いいのは硬化がものすごく速い。15分とか20分あれば余裕でがっちり硬化してくれます。
紙粘土とか半日ぐらい置かないとだめなものはもう使えなくなるほどに早い。
硬化剤多めに入れるともっと早く固まるけどやりすぎると盛ってる途中で固まってくるので程々に・・・
で、削りやすい。ヤスリがけというよりはカッターでガリガリ削りやすいのがお気に入り。
なので普段使う時は、とりあえずだいたいの大きさや形にしてからカッターでガリガリ削ってまた盛ってと繰り返してます。
小さいものなら1時間で2〜3回ぐらいできるので完成までもかなり早いです。すばらしやー!
ただ発泡スチロール系(スタイロフォームもですが)は溶けるのでかさ上げに使うものは無難にライオンボードとかシンナーで溶けないものを選びましょう。
ちなみに家族からはG10ボンド以上にくさい!!!!と評判悪いので家に誰もいない時しか使いません・・・
他にもタミヤとかからも同じようなポリエステルパテ出てますが、色々使ってみたけどポリエステルパテならこれが一番好き。
店頭在庫はあまりないところが多いですが、電機屋のプラモデルコーナーにあるかもしれない。
Amazonやヨドバシオンラインで取り扱ってるので確実に手に入れるなら通販が便利だと思います。
この120g、結構な量あるので最初に上げてた画像のものを作るのに3分の1も使ってません。
硬化剤と混ぜない限りは硬化しないので、しっかりフタをしておけばそこまで劣化しないです。
・においがきつくないのがいいんだけど
これ本当にお勧めなんですが、ビートソニックというメーカーが出している、エポレジン・プロ。
こっちはエポキシパテで、さっき上げたものとは全く異なりますが、どちらかというと一般的なパテのイメージはこちらだと思います。
ヨドバシオンラインで買えますが今はもう量が多いのしか取り扱ってないんですね・・・
Amazonの取り扱ってるものも同じですが、正直こんなに量いらないです。
昔はもっと少量のものもあったんですが、これ本当お勧めなのにお勧めしにくい値段になってしまっている・・・
ただ、コスパはものすごく良いです。
エポパテはホームセンターやプラモデルコーナーにも普通に置いてあるのと、においがあんまり気になりません。
硬化時間はものによりますが、まぁだいたい4〜6時間ぐらいが最短かな?
硬化待ちするのもったいないので寝る前とか出かける前に盛って半日後に研磨することが多いです。
ポリエステルパテに比べると硬化が遅いので、ゆっくりと時間をかけて形成できます。
私がこのエポレジン・プロを愛用してる理由は
・こねやすい
・水で伸びる
・手にくっついてもすぐとれる。ゴシゴシこする必要がない
・においがほとんど気にならない
・量が多いのでがっつり使える
とかそんな理由です。
ただ細かい装飾とかの形成にはあんまり向いてないかなーと。
エポパテって割と硬くてこねにくいの多いですが、これは柔らかくて紙粘土に似てるなーと。
水で伸びるあたりも他のエポパテに比べると圧倒的に形成しやすいです。
ちなみに「エポレジン・プロ」で検索するとゆあなさんのブログが出てきますが非常に参考になるので是非見てみてください。
私もゆあなさんのブログ記事読んで使うようになったので笑
・お勧め以外のエポキシパテってどんなのがあるの?
割と色んなメーカーから色んな用途で出てます。
コスプレ造形として使うなら、ヤスリがけすることが必須になると思うので、やっぱりプラモデル用のものが扱いやすいなーと思います。
このあたりが無難です。形成する時も表面を水で濡らしてなだらかにしておくと研磨する時もしやすくなります
あとエポキシパテ使う時は指先にメンタムリップ塗っておくと手にくっつかない不思議・・・!
私はパテ入れてるケースの中に、パテ用のメンタムリップ常備してるぐらいです笑
ハンドクリームよりも効果あるので騙されたと思ってやってみてください。本当につかない!
ホームセンターで見かけるのだとこのあたりかな?
安くて手に入りやすいですが、硬くてこねにくいのでエポレジンプロ使うようになってからは一切使わなくなりました。
ただ悪いわけではないのと、強度はエポレジンプロよりもあるなーと思います。
パテ使ったことないって場合、お試しに買うのならタミヤとかプラモデル用のものかこちらのどちらかが一番手に入りやすいです。
においもそんなにないのと、このシリーズは真ん中に硬化剤が入ってるのでこねて混ぜると硬化が始まります。
本当にけっこー硬いので、ちょっと温めてから使うのがお勧めです。
硬いので(なんかそのイメージがものすごい強い)表面を覆うような形成にはあんまり向いてないですが、できなくはないです。
金属のヤスリで削ったりすれば細かい部分まで作り込めるので、値段的にも一番手軽です。
作るものの大きさにもよりますが、ひとつあればだいたい足りると思います。
・どんなもの作るときにパテ使うの?
パテはそこまで大量に使うものじゃないです。
理由は単純に、重量が出てきてしまうので重くなります。
一番最初に写真をあげた頭のパーツも、あれ全部パテで作ってたとしたら相当重くなります。
持ち運びのことも考えると軽くて丈夫に越したことないので普段あまり出番がないんですが
ベルトのバックル、ネックレスやアクセサリーなど特徴的なデザインのもの、武器の装飾部分
と、比較的そんなに大きくないものや厚みがあまりないものに使うと重量もさほど気になりません。
金属っぽいパーツに使うことがやっぱり多いです。あとはウレタンでは形成しにくいような形状のものや、先端が尖っている場合はそこだけパテで作って強度を上げたりなどもできるので、あって損はないです。
パテだけで全部作ろうとせずに、ライオンボードなどでかさ上げをして表面を覆うように使うとそこまで重くならず、強度を確保できる、という感覚。
私はなんだかんだでウレタンで作るほうが早くて得意(というかパテ使って研磨したり削り出したりするのが苦手)なのでそこまで使用頻度は高くないですが、ゴツゴツした石みたいなものや装飾部分はパテ使うほうがやっぱり綺麗だったりするので、場所を選んで使ってます。
削り出しとか彫ったりするの得意!好き!という人はパテ使うほうが早くて綺麗だと思うので、とりあえずは使ってみるのがやはり一番です。
UVレジンのように硬化させるのにに必要なものを揃える必要もないので、お手軽ですよー!
最近は100均にもエポパテ置いてたりするのでそれで試してみるのもいいかもしれません。
・パテに色塗る時ってどうするの?
実際にパテ使って作ったものに色を塗る時に必要なのが、下地になるサーフェイサーです
私はグレーが好きです。フィギュアの原型で着色前のグレーの状態のものは、まさにサーフェイサー吹いた状態ですね。
パテで形成→ヤスリかける→サーフェイサー吹く→塗装、です。
よく「サフる」と言いますが、あれはサーフェイサー吹いてくる、サーフェイサー吹いた状態、とかそういうことです。
このサフ吹くのをすっ飛ばすと仕上がりが雲泥の差になるので、パテ使う場合は必須品です。
ラッカータイプのもの以外だと、溶きパテも結構使えます
細かい傷の穴埋めにもなるし筆で塗れるので小さいパーツだとコレ愛用してます。
500番以外に1000番も持ってますが使用頻度が高いのは圧倒的に500番。
500番の上から塗装してもしっかり色も乗ります。そしてグレーなのがやはり分かりやすくていい。
本当は500塗った後に研磨して最後に1000とか1200塗ってからのほうがいいんだろうなぁと思いつつ、一度塗りだけで終わることのほうが少ないので筆塗りの時は500番さえあればまぁどうにかなる。
ちなみにこれは塗料と同じくうすめ液使わないとドロドロでムラになるので注意!
※けっこー重要
瓶タイプの塗料は原液状態なので、うすめ液使いましょう。
筆塗りの時ももちろん薄め液使ったほうが断然綺麗で薄付きに何度も重ね塗りするのが結果的に綺麗で乾燥待ちも早くで済みます。
溶きパテも同じように原液状態なので、専用のうすめ液使わないとドロッドロです
パテ以外にも塗装する時のことも含めてざっと書きました。
本当はもう少し細かい工程もありますが、だいたいの流れはこんな感じです。
パテ形成→ヤスリがけ(ここでがんばる)が綺麗に仕上げる秘訣だと思います。
私自身、ヤスリがけ嫌いで本当毎回心折れそうになりながらも手抜きすると仕上げた時に
「あーーーやっぱりあの時もっとちゃんと研磨しとくんだったーーーー」となるので気を付けてます。
質問などがあれば、コメント欄やツイッターのリプライからお気軽にどうぞ^^
この記事はコメント受付可にしておきます。
パテってなんぞ?と思ってる方の参考になれば幸いです!
以前から何度か質問をいただいていたのですが、すっかり遅くなってしまいました。
肩アーマーなどの防具類を実際に着用する際にどのように固定しているかが今回の内容です。
ざっくり言うと、立体のものをどうやって衣装にくっつけてるか、着脱はどうしているか、についてです。
・衣装と防具どうやって固定してるの?
防具類はどうしてもかさばるので衣装から取り外ししたいことがほとんどだと思います。
↑この画像のもののように紐で固定されてるのかもしれないけどずれてきて欲しくないものなんかは、マジックテープで着脱できるようにしています。
肩辺りのパーツはだいたい衣装側には必ずマジックテープを縫い付けて(これがかなり重要。縫い付けるの大事)防具の裏側はボンドでマジックテープを接着してます。
なのでべりべりっと剥がすようにして着脱してます。
防具の裏側になるので着脱部分が見えないのもいいところ。
長くなるので続きに記載しています。
刀剣乱舞のキャラにはかなり使える方法だと思いますが、割とこういうデザインのものって多いので知っておいて損はないと思います('∀'●)