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ライオンボード、ウレタンに合皮を貼る 初級編

ずっとコスプレ造形支援になりそうなことも書きたかったんですが、なかなかできてませんでした。
ということでやっと第1回目。

まず基本中の基本。
ライオンボードやウレタンに合皮を貼る方法です。
今回作るのはこれ。

難易度 ★☆☆☆☆ ちょう簡単!
平面なので、きっちりやることちゃんとやってればはじめて作る人でも綺麗にできます。

長くなるので続きに書いておきます。
参考になった!とかその他感想があれば拍手コメントいただけるとすんごーく嬉しいです!


 
【材料、用意するもの】
・カッター

よく切れる状態のもので替え刃があると◎(替え刃とセット売りしてるものも多い)
オルファの黒刃がお勧めです

・カッターマット
さやや使用分はこれ

100均にもカッターマット売ってるので、まずはそれで試してみてもいいと思います。
使ったことないので使用感は分かりません。
ちなみにカッターマットあるかないかだと革命が起こるほどに切りやすさが違う。断面がすぱーん!と綺麗に切れるし場所もとらないのでカッターマットは使いましょう。

・定規
透明のものだと便利です。理由はカッターマットの線と合わせられるから。
分厚いもののほうが個人的には使いやすいので、100均の30cmと50cmを使い分けてます

・工作用紙
硬い紙(カレンダーとか)でも大丈夫ですが、マス目あると何かと便利でこれも100均に売ってるので買っておくと何かと使える。

・ライオンボードかウレタンの5mm

ライオンボード(コーヨーソフトボード)の場合は、今回作るこの前掛け飛行甲板なら東急ハンズで売ってるサイズ(確か500×500ぐらい)で十分足ります。でもアマゾンのほうがちょいと安め。
ライオンボードの場合は5mm、ウレタンの場合は3mmでも5mmでも。
今回さややはウレタン3mm使用してますが、今回はウレタン使った理由は裏が黒いっていうだけです。

・G10ボンド

G17のほうが安いからG17ボンド使う人も結構いるみたいですが、私はG10しか使いません。ウレタン接着はG10じゃないとくっつかないので。
でもライオンボードの時も昔からG10しか使ったことないに等しいです。なのでG17のことはあんまり分からないのでG10しかお勧めできないけど、このボンドは私を裏切らない。
このサイズが一番使いやすいけど今回作る分ならチューブタイプ2本あれば十分足りる。

・緑と白の合皮
なんで合皮貼るの?直接塗装じゃだめなの?と聞かれることありますが、合皮を貼る理由は単純に塗装しなくていいからです。
未塗装だと衣装が白い場合でも万が一塗装がつくことはないし、何より乾燥待ちしなくていいのとムラがないので、出来上がりも綺麗で早い。
あと貼るといっきに見栄えがよくなるので直接塗装は9.8割しません。する時は直接塗装した質感が欲しい時のみ。
2WAYの伸びる合皮を使うとものすごく貼りやすいです。
私は伸びないやつ滅多に使いません。裏を剥がさないとダメなラリッサとかも滅多に使いません。理由はめんどくさいから。
合皮、メーター単位で考えると高く感じますが1メートルまるっと使うほどって相当大きいものなので、今回は30センチあれば余裕で足りるし余る分のほうが多いです。
それで塗装乾くの待たなくていいなら貼ります余裕で!ということ。


・その他あると便利なもの
はさみ、瞬間接着剤、ガムテープ、3色のボールペンなど。


材料以外に大事なこと

作ってやんよ!!という心意気


以上を用意したら、実際作業をはじめます('∀'●)<やればできると暗示をかけましょう

1.工作用紙で型紙を作る

実際自分の体に合わせて「だいたいこんなもんかなー」でいいので大きさとか形を決める。
ちなみに私は資料や設定よりも自分が実際つけた時のバランスを最優先してます。
二次元のものを立体にするので、二次元は手足長いし顔小さいので立体の自分とのバランスを優先したほうが実際につけた時に綺麗に見えるので。
前掛け飛行甲板ていうのは勝手に名前つけました。


2.型紙をライオンボードに書き写して切り出す

ウレタン使ってるので黒いけどライオンボードでも同じ方法です。
そしてボンドを塗った状態の写真しかなかったですが、切る時は定規を当てて角度が違う部分はライオンボードやウレタンの角度をまっすぐ自分のほうに向くようにして切り出します。
おへそ辺りにまっすぐ来るように切ると、切った断面が斜めになりにくいです。
平面ですごく単純な形だからこそ、きっちり切るのを心がけてます。直線ばっかりのものほど定規当てて切るの大事。

ボンドを塗る時は、できるだけ均一にまんべんなく全体に塗ります
この画像ではムラになっちゃってたり塗り残しがちらほらあるので、こうならないように、という例です。全体に均一に伸ばしましょう。
ライオンボードの切れ端をヘラ代わりにすると塗りやすくてポイポイ捨てれるのでちょうどよい。
ちなみにくさいのでしっかり換気しましょう。真冬でも窓こまめにあけるとか換気扇強くするとか。


3.型紙よりも少し大きめに切り出した合皮の裏にボンドを塗る

合皮の裏にも同じように均一に全体に塗ります。
合皮は型紙より少し大きめに切っておきます。側面があるので同じ大きさで切り出しちゃうと足りません。
今回は緑と白の合皮を使うので、合計2枚あります。とりあえずちょっと大きめの長方形に切ってボンド塗る、とかアバウトで大丈夫。
あと合皮によってはボンドを塗ったら端がくるくる丸まってくるものがあるんですけど、今回使った分がまさにそんな合皮だったので、端っこはガムテープで留めて丸まってこないようにしてます。


3.ライオンボード、合皮に塗ったボンドが完全に乾くのを待つ
乾いてから貼るの?ってはじめてやる人にびっくりされること多いんですが、完全に乾くのを待ちましょう。塗る面積や気温に左右されますが、だいたい30分あれば乾きます。
完全に乾く前に貼ると失敗します
なので時間がなくても完全に乾くまで待ちましょう。

乾燥待ちの間に他のパーツを切り出したり一服したりモバマスしたりDIVAしておきましょう。
とにかく、両方完全に乾くまで待つ。ほんまにそれでええんか!と思っても騙されたと思って待ちましょう。


4.ライオンボードに合皮を貼る

完全に乾いたら、いよいよ本番!貼り合わせます。

緑のほうから先に貼りました。
平面なのでどこから貼っても同じですが、緑と白の境目があるので、境目がまっすぐになるように画像のところから、境目部分をぴたっと貼り合わせる→そのまましわにならないようにまっすぐ上に少し引っ張りながら貼っていく
平面なので慣れてる人だと一瞬で終わると思いますが、やったことない人は慎重に。

シワになっちゃった!と思って焦って剥がすと、土台のライオンボードが抉れて合皮側にもっていかれます。なんてこったい!
乾いたG10同士の接着力、本当に半端ない。その代わりがっちり接着されるので、剥がそうとしない限り剥がれることはないです。
なので、慣れないうちはゆっくり慎重に、シワにならないようにちょっと引っ張りながら、いっきに全体を貼ろうとしないで、ちまちま貼っていきましょう。

2WAYの合皮だと、引っ張りやすいのでそのへんが貼りやすい理由です。破れたりもしないので丈夫。
平面だと分かりにくいですが、ちょっとした曲面や、厚みがある場合はとても貼りやすいのでお勧めです。
側面はまだ貼りませんが、端っこは指できっちり押さえておくと後で形がぴしっと綺麗になります。画像みたいな感じで。
同じように下にも白い合皮を貼ります

ピンクで囲んでるのが実際の大きさ。余分なところは貼り終えた時点でカッターやはさみで切り落としておきます。
緑部分ぐらい余ってれば十分なので、白いほうの左右は土台と平行になるように切り落としちゃいました。

ちなみに、表面ちょっとボコボコしてますが、これが最初にボンド塗った時に均一に塗れてなかった原因です。
遠目に見たらほとんど分からなかったり、この上から模様入れると見えなくなったりするんですが、均一にボンドを塗る理由はこれです。
どのぐらい目立つかは、最初の完成して実際使用した画像で判断してください。あんまわかんないです。笑
でもこれ、たまたま前掛け部分なのであまり目立たないだけで顔に近いパーツとかだと目立つし、この合皮が結構分厚いので分かりにくいというのもあります。薄い合皮だとすごいボコボコして見えるので、やはりボンドを均一に綺麗に伸ばすの大事。

あと、完全に乾いてない状態で貼り合わせてしまうと合皮とライオンボードの間に空気が入っちゃったり、しっかりくっつかなかったりします。
空気が入るとシワ以上に目立つし、剥がそうとしたら土台もっていかれるしでもれなくやり直しという切ないことになるので、合皮がちょっとパリパリっとするぐらいに完全に乾燥させてから貼るのが綺麗に貼るコツです。

貼り終えて裏から見るとこんな感じ。

側面と裏側にもボンドを塗ります。
裏側は見えないので、だいたいでOKです。ボンドも乾いてしまえば他のものにくっついたりすることはないので少々はみ出してても問題ないです。


5.側面と裏側にも合皮を貼る
ここをいかにしっかりやるかどうかで、かちっと仕上がるかどうかの分かれ目。

今回ウレタン3ミリを使用してるので、側面というほど厚みはないんですが、ここもボンドを塗って完全に乾いてから貼り合わせます。
引っ張りながら、角を意識する。ここ意識するだけで仕上がりだーいぶん変わります。

側面と裏側を貼る時の順番は画像の通り。
合皮のほうが大きく切ってあるので、角は余ります。なので余った部分はこんな風に切り込みを入れて、最後に切り落とします

切り落としても合皮が重なる部分があるので、そこは新たにもう一回G10ボンドを塗って貼るか、細かい部分なら瞬間接着剤を使います。

表から見たらこうなっていた。


実はもうひとつ作ってたり。

乾燥待ちの間に別で使うパーツ作ったりしてたらいつの間にかできてました。というぐらいには簡単です。

模様に関しては、この後マスキングして塗装したんですけど、めちゃくちゃ時間かかったので結局撮影の時は塗装のままだったんですが今は上から合皮貼り直しました。。。
塗装で仕上げるのは本当にばかだった、なにを思って塗装しようとしたのか自分でも未だに分からないけど、塗装するのにマスキング切ってる時にこれ合皮切ってたら貼って終わりじゃないの?て気付けよっていう笑


塗装だと若干はみ出たりしてたので本当馬鹿なことをしました。もうやりません。やりたくないです。
これは他の作業もしながら4時間ぐらいで完成。(そのうち3時間は間違いなく塗装)


ものすごく細かく順を追って書いてますが、これならはじめての人にも分かりやすいといいなぁと思ってます。
さややが作っている他の造形物も、基本はこれと同じことをやってます。形が違うだけで、やってることはここに書いたこととほぼ同じ。曲面や凹凸がある部分も結局これの繰り返しと延長でちょいと頑張ってたりとかです。


で、何よりも最大のコツと重要なことですが

・自分のできる範囲できっちり測ったり、何事もきっちりやる
だいたいこのぐらいでいいやーとかではなくて定規でライオンボードに線を引く時でもまっすぐひくのを心がけるとか、そういう細かいところをどこまできっちり やるかで出来上がりの差が全く違います。いくら材料使ってても丁寧にやらなければ意味がない。今自分ができる範囲のことをきっちりやるのが大事。

・使う工具に費用を惜しまない
材料よりも「なにを使って切るか」がものすごく重要。はじめて造形しようとなった時になかなかここまで手が回らないかもしれないけど、せめてカッターはいいものを使いましょう。それだけで出来上がり全く違います。


そして!作ってやんぞ!という心意気だと思います。
私も最初は本当、今思うとばっかだなぁと思うようなこと繰り返してたり汚くて見てられねぇー!となるようなものばっかりでしたが、なんかいつの間にか色々作ってました。
最初から綺麗にできるわけないし、時間もかかるし、よく分からないこともいっぱいあると思いますが、作ってやんよ!ていう気持ちこそ全ての原動力だと思ってます。未だにそんな感じなので笑

ここ見てくださってる方は、造形苦手だなっていう人が多いと思うんですが、時間をかけてちまちまと簡単なものから作ってみると、案外道が開けたり、新たな楽しみがあったりするかもしれないので、ぜひ頑張ってみてください!
作れないなぁとなったらオーダーしてくだされば作りますし、わからない、どうしようか迷っている部分をできるだけ詳しく書いてもらえれば、質問にはできるだけ答えます!

造形関係の質問はコチラからお気軽にどうぞ( ^ω^)つ【はくしゅ

個別にメールでのお返事は行っていませんが、ブログ上で少しずつお返事しています。
URLを貼ってくださっている場合は、ブログのコメント欄やメールフォームからお答えしてたりもしています。
全てに返答できるかどうかは分からないですが、私の分かる範囲でなら質問大歓迎です!

少しでも何かの役に立てばいいなぁと思っています。
そしてこれからも少しずつコスプレ造形支援記事を書いていく予定です。
かなり不定期になると思いますが、次回をお楽しみに(・∀・)!


という、普段とは全く違ったテンションの記事でした。さややはこういう感じのやつです、と伝われば幸い。

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