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2018.03.15 Thursday
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【2022/03時点 完全更新停止】コスプレ小道具のオーダーメイドを受付けていました。製作、受付状況や過去の作例など色々と。造形支援記事も少しずつ書いていく予定です。
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2016年12月29日付で受信したメールは、現時点で全て返信をさせていただきました。
届いていない場合は、お手数ですが迷惑メールに振り分けられていないかご確認ください。
それでも見当たらない場合は再度、 saya_490@yahoo.co.jp までご連絡をお願い致します。
●年末年始、お休みをいただきます
12/31〜1/3までメールの返信などの事務作業すべてをお休みさせていただきます。
この期間に受信したメールに関しては、1/4から順番に返信を行わせていただきます。
メールの確認は行えますので、お急ぎの場合はお見積りフォームの備考欄に必ず、急ぎの件だと分かるように記載してください
できるだけ対応させていただきます
今年一年も色々なものを製作させていただき、本当にありがとうございました。
2月に少し急な出来事があり、納期を遅らせていただくこともありましたが
今年は塗装がとても楽しいものをたくさん製作できたのがとても嬉しく思っております。
来年も引き続きのんびりオーダーでの製作を行わせていただきますので、よろしくお願い致します。
2016年12月31日 Lab.sy さやや
来年からちょっとしたチラシを製作していく予定です。
見かけましたら是非お手にとってください^^
普段から仲良くしてくれてる友人からの依頼でした!
ゲーム画面と設定資料だと色々違うところあるのでいいとこどりさせてもらいました
塗装がめちゃくちゃ楽しかったです。こういう色合いのは作ってて本当に楽しい!
持ち手部分は遠目に見ると黒いけど偏光パールカラー吹いてて全体的に紫で統一しています
偏光パールなので見る角度によって色が変わるのが魔法の杖っぽくなったかなー?と気に入ってます。
仲の良い友人なので好き勝手に好みの色にさせてもらいましたー!
星モチーフが斜めについてたり本当は斜めの黒いところが持ち手部分に繋がってる場所だったり何かとデザインが凝ってるので
相談した結果、強度重視でまっすぐステンレスの芯通してます。
グリーンのクリアパーツは市販品です
星モチーフの部分も偏光パールカラー吹いてるので角度によってちょこっと色変わって見えます
紫が写真撮っても青系に寄らないようにマゼンダ強めにしましたが写真でもしっかり色出たので良かったです。
黒い部分、この写真だと黒に見えるのでそこもホワイトバランス変えて何枚か写真撮って確認しています。
分割した状態
一番下の丸っこい部分が絶対邪魔になると思ったので塩ビパイプのジョイント使わずに抜き差しできるようにしています。
ステンレスのパイプを丸い部分(100均のやわらかいボール)に串刺しにしてます。
ここだけ合皮貼らずに下地を塗って塗装してます。
ここも偏光パールカラーふわっと軽く吹きました。
ということで、今回は仲の良い友人からの製作依頼だったので、結構色々と好き勝手させてもらいました。
なかなか偏光カラー使う機会なかったので嬉しい限りです。ありがとう!
紫も好みの色味にできたので塗装がめちゃくちゃ楽しかった・・・こういうのもっと作りたいなーとすごく思います。
2016年12月19日現在、新規オーダー受付中です。
このぐらいの大きさのものならば受付可能ですので、お気軽にご相談ください^^
カラフルなものもっと作りたいので、ぜひぜひ・・・!
お見積りはコチラから
そういえばここに書いてなかったなと思い出したので。
「パテ盛って削って色塗って」とかいう「パテ」って何よ?と思ってる人も割といるんじゃないかなーと思って今からちょっと細かく書いていきます。
まず最初にパテで作ったものの例を。
頭の飾りと杖の下部はパテで作ってます。
紙粘土と違ってかなり硬くてなかなか壊れません。そこそこ重さはあります。
私が普段やるのは、ひとまわり小さくウレタンを切り出してその表面を覆うようにパテを盛っていく方法。
これだと中身も詰まってるけどかさ上げしてるので重さもさほど気になりません。
・そもそもパテって何よ?
ホームセンターでお風呂のタイルの隙間を埋めてるようなやつとか、ひび割れたところを埋めて修復するようなものとして売られていることが多いです。
あとはプラモデルや車の部品のパーツを作る用だったり、フィギュアのパーツを作るものだったり、硬化したらプラスチックのように硬くて強度のでるもの。
ウレタンと違うところは完全に硬くて曲げたりできないところです。
・パテ使う理由ってなに?
紙粘土よりも強度があります。あとものによっては硬化時間も早く、ヤスリをかける時にがりがり削れたりカッターやデザインナイフを使って細かく彫ったりもしやすかったりと、利点も多いです。
私が使う一番の理由は好きな形を作れる、強度がある、のこの2点です。
・どんなパテ使ってるの?
ここ最近は硬化待ってるのが嫌で、時間短縮のためにポリエステルパテばっかりです
ポリパテならこのパテ革命モリモリが一番使いやすいなーと思ってストックも常にしてるぐらい。
生クリームみたいにどろっとしてるので、形は作りにくいです。
あとなんせ独特の匂いが・・・
当然、有害性ありまくりなのでしっかりマスクして使いましょう。けっこーにおいキツいです。
この大きいほうのチューブに入っているものと、硬化剤(小さい黒いチューブに入ってます)を混ぜると硬化が始まります。
一番いいのは硬化がものすごく速い。15分とか20分あれば余裕でがっちり硬化してくれます。
紙粘土とか半日ぐらい置かないとだめなものはもう使えなくなるほどに早い。
硬化剤多めに入れるともっと早く固まるけどやりすぎると盛ってる途中で固まってくるので程々に・・・
で、削りやすい。ヤスリがけというよりはカッターでガリガリ削りやすいのがお気に入り。
なので普段使う時は、とりあえずだいたいの大きさや形にしてからカッターでガリガリ削ってまた盛ってと繰り返してます。
小さいものなら1時間で2〜3回ぐらいできるので完成までもかなり早いです。すばらしやー!
ただ発泡スチロール系(スタイロフォームもですが)は溶けるのでかさ上げに使うものは無難にライオンボードとかシンナーで溶けないものを選びましょう。
ちなみに家族からはG10ボンド以上にくさい!!!!と評判悪いので家に誰もいない時しか使いません・・・
他にもタミヤとかからも同じようなポリエステルパテ出てますが、色々使ってみたけどポリエステルパテならこれが一番好き。
店頭在庫はあまりないところが多いですが、電機屋のプラモデルコーナーにあるかもしれない。
Amazonやヨドバシオンラインで取り扱ってるので確実に手に入れるなら通販が便利だと思います。
この120g、結構な量あるので最初に上げてた画像のものを作るのに3分の1も使ってません。
硬化剤と混ぜない限りは硬化しないので、しっかりフタをしておけばそこまで劣化しないです。
・においがきつくないのがいいんだけど
これ本当にお勧めなんですが、ビートソニックというメーカーが出している、エポレジン・プロ。
こっちはエポキシパテで、さっき上げたものとは全く異なりますが、どちらかというと一般的なパテのイメージはこちらだと思います。
ヨドバシオンラインで買えますが今はもう量が多いのしか取り扱ってないんですね・・・
Amazonの取り扱ってるものも同じですが、正直こんなに量いらないです。
昔はもっと少量のものもあったんですが、これ本当お勧めなのにお勧めしにくい値段になってしまっている・・・
ただ、コスパはものすごく良いです。
エポパテはホームセンターやプラモデルコーナーにも普通に置いてあるのと、においがあんまり気になりません。
硬化時間はものによりますが、まぁだいたい4〜6時間ぐらいが最短かな?
硬化待ちするのもったいないので寝る前とか出かける前に盛って半日後に研磨することが多いです。
ポリエステルパテに比べると硬化が遅いので、ゆっくりと時間をかけて形成できます。
私がこのエポレジン・プロを愛用してる理由は
・こねやすい
・水で伸びる
・手にくっついてもすぐとれる。ゴシゴシこする必要がない
・においがほとんど気にならない
・量が多いのでがっつり使える
とかそんな理由です。
ただ細かい装飾とかの形成にはあんまり向いてないかなーと。
エポパテって割と硬くてこねにくいの多いですが、これは柔らかくて紙粘土に似てるなーと。
水で伸びるあたりも他のエポパテに比べると圧倒的に形成しやすいです。
ちなみに「エポレジン・プロ」で検索するとゆあなさんのブログが出てきますが非常に参考になるので是非見てみてください。
私もゆあなさんのブログ記事読んで使うようになったので笑
・お勧め以外のエポキシパテってどんなのがあるの?
割と色んなメーカーから色んな用途で出てます。
コスプレ造形として使うなら、ヤスリがけすることが必須になると思うので、やっぱりプラモデル用のものが扱いやすいなーと思います。
このあたりが無難です。形成する時も表面を水で濡らしてなだらかにしておくと研磨する時もしやすくなります
あとエポキシパテ使う時は指先にメンタムリップ塗っておくと手にくっつかない不思議・・・!
私はパテ入れてるケースの中に、パテ用のメンタムリップ常備してるぐらいです笑
ハンドクリームよりも効果あるので騙されたと思ってやってみてください。本当につかない!
ホームセンターで見かけるのだとこのあたりかな?
安くて手に入りやすいですが、硬くてこねにくいのでエポレジンプロ使うようになってからは一切使わなくなりました。
ただ悪いわけではないのと、強度はエポレジンプロよりもあるなーと思います。
パテ使ったことないって場合、お試しに買うのならタミヤとかプラモデル用のものかこちらのどちらかが一番手に入りやすいです。
においもそんなにないのと、このシリーズは真ん中に硬化剤が入ってるのでこねて混ぜると硬化が始まります。
本当にけっこー硬いので、ちょっと温めてから使うのがお勧めです。
硬いので(なんかそのイメージがものすごい強い)表面を覆うような形成にはあんまり向いてないですが、できなくはないです。
金属のヤスリで削ったりすれば細かい部分まで作り込めるので、値段的にも一番手軽です。
作るものの大きさにもよりますが、ひとつあればだいたい足りると思います。
・どんなもの作るときにパテ使うの?
パテはそこまで大量に使うものじゃないです。
理由は単純に、重量が出てきてしまうので重くなります。
一番最初に写真をあげた頭のパーツも、あれ全部パテで作ってたとしたら相当重くなります。
持ち運びのことも考えると軽くて丈夫に越したことないので普段あまり出番がないんですが
ベルトのバックル、ネックレスやアクセサリーなど特徴的なデザインのもの、武器の装飾部分
と、比較的そんなに大きくないものや厚みがあまりないものに使うと重量もさほど気になりません。
金属っぽいパーツに使うことがやっぱり多いです。あとはウレタンでは形成しにくいような形状のものや、先端が尖っている場合はそこだけパテで作って強度を上げたりなどもできるので、あって損はないです。
パテだけで全部作ろうとせずに、ライオンボードなどでかさ上げをして表面を覆うように使うとそこまで重くならず、強度を確保できる、という感覚。
私はなんだかんだでウレタンで作るほうが早くて得意(というかパテ使って研磨したり削り出したりするのが苦手)なのでそこまで使用頻度は高くないですが、ゴツゴツした石みたいなものや装飾部分はパテ使うほうがやっぱり綺麗だったりするので、場所を選んで使ってます。
削り出しとか彫ったりするの得意!好き!という人はパテ使うほうが早くて綺麗だと思うので、とりあえずは使ってみるのがやはり一番です。
UVレジンのように硬化させるのにに必要なものを揃える必要もないので、お手軽ですよー!
最近は100均にもエポパテ置いてたりするのでそれで試してみるのもいいかもしれません。
・パテに色塗る時ってどうするの?
実際にパテ使って作ったものに色を塗る時に必要なのが、下地になるサーフェイサーです
私はグレーが好きです。フィギュアの原型で着色前のグレーの状態のものは、まさにサーフェイサー吹いた状態ですね。
パテで形成→ヤスリかける→サーフェイサー吹く→塗装、です。
よく「サフる」と言いますが、あれはサーフェイサー吹いてくる、サーフェイサー吹いた状態、とかそういうことです。
このサフ吹くのをすっ飛ばすと仕上がりが雲泥の差になるので、パテ使う場合は必須品です。
ラッカータイプのもの以外だと、溶きパテも結構使えます
細かい傷の穴埋めにもなるし筆で塗れるので小さいパーツだとコレ愛用してます。
500番以外に1000番も持ってますが使用頻度が高いのは圧倒的に500番。
500番の上から塗装してもしっかり色も乗ります。そしてグレーなのがやはり分かりやすくていい。
本当は500塗った後に研磨して最後に1000とか1200塗ってからのほうがいいんだろうなぁと思いつつ、一度塗りだけで終わることのほうが少ないので筆塗りの時は500番さえあればまぁどうにかなる。
ちなみにこれは塗料と同じくうすめ液使わないとドロドロでムラになるので注意!
※けっこー重要
瓶タイプの塗料は原液状態なので、うすめ液使いましょう。
筆塗りの時ももちろん薄め液使ったほうが断然綺麗で薄付きに何度も重ね塗りするのが結果的に綺麗で乾燥待ちも早くで済みます。
溶きパテも同じように原液状態なので、専用のうすめ液使わないとドロッドロです
パテ以外にも塗装する時のことも含めてざっと書きました。
本当はもう少し細かい工程もありますが、だいたいの流れはこんな感じです。
パテ形成→ヤスリがけ(ここでがんばる)が綺麗に仕上げる秘訣だと思います。
私自身、ヤスリがけ嫌いで本当毎回心折れそうになりながらも手抜きすると仕上げた時に
「あーーーやっぱりあの時もっとちゃんと研磨しとくんだったーーーー」となるので気を付けてます。
質問などがあれば、コメント欄やツイッターのリプライからお気軽にどうぞ^^
この記事はコメント受付可にしておきます。
パテってなんぞ?と思ってる方の参考になれば幸いです!